ぶっこみ釣りとは?
釣りには様々な方法がありますが、その中でもシンプルかつ安価で挑戦できる釣り方法が「ぶっこみ釣り」です。
やり方はいたってシンプルで、オモリをつけた針とエサを用意し、それを投げて釣れるのを待つ、というだけの釣り方です。
仕掛けも複雑なやり方は一切必要なく、中通しオモリに糸を通してエサを付ければ完了です。
まさに、「釣り」と聞いて普通の人が想像する釣りの方法と言えるのではないでしょうか。
注意しないといけないのは、オモリが点いているぶん針が底に向かってしまうので、根掛かりを起こしてしまうという点です。
そのため、仕掛けを多く準備してから向かうとしっかりぶっこみ釣りを楽しむことができるでしょう。
針を投げたら、あとは魚が引っかかるのをひたすら待つだけです。
たまに揺らしてエサの存在をアピールしたり、あまりにも引っかからない時はエサを変えて新鮮なものにすると釣果が出るでしょう。
釣れる魚の種類は様々ですから、ぶっこみ釣りを行うポイントを決めたら、どのような種類の魚がいて、実際にどれが釣れたかを記録するとより楽しめるかもしれません。
中には、思わぬ高級魚が釣れたと記録に残している人もいます。
「何が釣れるのかが分からない」というわくわく感も、ぶっこみ釣りの醍醐味と言えるでしょう。
ぶっこみ釣りの注意点
ぶっこみ釣りは、基本的に昼夜問わず行えるのも特徴です。
夜間の釣りを行う場合は、近所の迷惑にならないようマナーをしっかり意識して行うといいでしょう。
また、ぶっこみ釣りは「投げ釣り」と勘違いされることも多くあります。
基本的な方法は似ているのですが、投げ釣りはぶっこみ釣りと比べ遠距離のポイントで釣りを行うのが特徴です。
専用のリールなどが必要になる釣りの方法ですので、混合しないように注意しておくといいでしょう。
近距離ポイントを狙うのがぶっこみ釣りですが、興味がわいてきたら投げ釣りに挑戦してみるのもいいかもしれません。
おすすめの釣り具
ぶっこみ釣りは先述の通り、近距離ポイントを狙って行う釣りのため、ナイロンライン3~4号の100~150メートル巻けるリールがあれば十分です。
竿も、3~5メートルあれば十分でしょう。
もし重めのオモリを使って大きくパワーのある魚を狙いたいという場合、それに耐えられる竿を選ぶ必要があります。
ただ、気軽に楽しみたいというのであれば特別な竿を選ぶ必要はありません。
仕掛けですが、自作するのもおすすめですが、釣具店に行けば「ぶっこみ釣り用の仕掛け」が売っている場合もあります。
これを使えばエサを用意するだけなので、より気軽にぶっこみ釣りが楽しめるでしょう。
専用の技術などが一切要らない釣り方なので、初心者の方はぜひ挑戦してみてください。