アイスフィッシングで準備するもの
まず、湖が凍るくらいの寒い場所で釣りをすることとなりますので、防寒対策は徹底しなければなりません。
旅行やツアーでアイスフィッシングをする場合は現地で貸してもらえることもあるようですが、グローブ、オーバーオールで身を固め、雪用のブーツを装着しておくのが良いでしょう。
溶けかかった氷は大変滑りやすいので、気を付ける必要があります。
また、ヒットするまでじっと待つこととなるので、ポータブル式の椅子も用意する必要があります。
自分で氷に穴をあけるということであれば、ドリルの準備も必要となります。
アイスフィッシングのエリアと釣り方
アイスフィッシングは、冬の寒さで凍った湖などに穴をあけ、そこから魚を釣るスタイルのことで、日本でも真冬の北海道や富士山の麓で行われています。
パーチは日本のスズキに似ている見た目をしていて、体は緑がかっていて、体の一部は橙色となっています。
ヨーロッパからシベリアまで河川・湖沼を中心に幅広く生息しており、冬のアイスフィッシングでも釣れる魚となっています。
まずは氷の表面に穴をあけることとなりますが、釣り堀などでは事前に準備してもらえている場合もあります。
許可が下りているのなら、ドリルを借りて自分で穴をあけられることも。
場所にもよりますが、歩けるほどの厚みがあるので穴をあけるには結構体力が必要です。
あけた穴にワームを付けた釣り糸を垂らし、じっと待ちましょう。
池の底まで糸を沈めたらそこから20cm程度上にあげ、そのあとはちょくちょく餌を動かしながら座って待つのみです。
座る時の椅子も、貸し出し対応が可能なところもあります。
なかなかヒットしないことも珍しくありませんが、30分ほどヒットしなければ次のスポットに打つのも手です。
手でヒットした感覚を直に感じられるように手袋をはずすという方法もありますが、相当寒いので自己責任で行いましょう。
アイスフィッシングの魅力
魚が釣れなかったとしても、大自然の中でじっとしているだけでも相当の癒しとなります。
天気が良ければ寒さも和らぎますし、氷が溶ける音や風が吹く音、向こうから聞こえてくる空き声などどれをとっても心地よいものです。
自然に身を任せてリラックスできるという思わぬ魅力があるのがアイスフィッシングで、獲れ高を気にせずに楽しめることでしょう。
なかなか釣れない分、ヒットしたときの喜びもひとしおなのではないでしょうか。
雪国で行われているイメージですが、日本でもできる釣りで、ニジマス、イワナなどが釣れることもあります。
アイスフィッシングのための遠征に出かけてみるのも楽しそうです。
ヒットするのを待っている間はグルメを楽しむというスタイルもあります。
すでに捕まえた魚を調理したり、温かい飲み物であったまったり、火を入れるので暖をとれるのも良いものです。