サンマ釣り用に準備するもの
サンマは引きが強く、仕掛けにかかった後も暴れる傾向がありますので、サビキの仕掛けの予備はたくさん持っておいた方が良いでしょう。
サンマの抵抗によって仕掛けが頻繁に痛みます。
吊り上がる前に仕掛けを切らしてしまわないためにも、予備は準備しておきましょう。
形があるものではないですが、情報収集も大切となってきます。
サンマは回遊性が高い魚で、毎回異なる場所で見かけることとなるので、どのあたりで釣れそうなのか事前に情報をサーチする必要があります。
ただ、情報を集めてもすでに移動しているなんてこともよくあるので、このあたりのバランスは難しいところです。
情報によっては釣り場が混雑していることもありますので、譲り合いマナーを守って釣りを楽しみましょう。
サンマが遊泳するエリアに行けば、積極的に罠を仕掛けなくてもヒットします。
ただ、遊泳スポットにたどり着けるかどうかは日によりますので、なかなかかからない時に備えてコセマなどのえさを用意しておくと良いでしょう。
釣れるエリアと釣り方
サンマは日本からアメリカ西岸にかけて太平洋に広く分布しています。
釣りをするなら北海道がメインですが、日本では全国各地で釣れる可能性があります。
旬は10月頃の秋で、スーパーでもこの時期によく並ぶのでイメージはつきやすいでしょう。
サンマを釣るのにボートを出すかどうかですが、これはどちらでもよいです。
回遊スポットが明確であれば、船を出してボートフィッシングとして楽しむのも一つです。
サンマの釣り方はサビキ釣りが良いでしょう。
サンマの回遊性を活かし、回遊スポットで餌を活用してまとめて吊り上げる、このスタイルで効率的に釣れます。
サビキは幅広く対応しておりますので、重めのオモリを用意しておきましょう。
重めにすることでまとめて罠をかけることとなりますし、一度に複数ヒットしたときに仕掛けが絡まりにくくなるでしょう。
仕掛けを落とすと直ちにサンマが食らいつく場合が多いので、すべての針にかかったことを確認してから竿を立てます。
遊泳スポットにたどり着ければよく釣れます。
味とダイナミックな体験が魅力
旬なさんまの味は、魚が好きな人であれば言うまでもないでしょう。
新鮮なものは刺身にしても良いですし、もちろん塩焼きもおすすめです。
旬でないサンマは細身ですが、こちらも煮つけや竜田揚げにするとおいしくいただけます。
ビタミン、カルシウム、鉄分など栄養分が豊富なのも魅力的なポイントが高いといえます。
情報収集は簡単ではないですが、湾内でも十分釣れるのも楽しい点で、条件がそろえば手軽にサンマ釣りを楽しめます。
よくかかる場所でアジング感覚で釣れるのも魅力的でしょう。
サンマの引きは想像以上に激しいですが、ダイナミックな釣りを体験できるのは魅力的です。
その力強い引きは、初心者であっても楽しめることでしょう。