タコの釣り方
堤防釣りの経験がまだそれほどない人におすすめしたいのが、タコ釣りです。
6月過ぎになると、毎年タコが堤防に近づいてきて、絶好のタコ釣りのシーズンとなります。
タコは海底に潜んでいるだけではなくて、岸壁にもたくさんくっついていますので、堤防釣りの初心者でも面白いようにタコが釣れます。
6月を過ぎるとタコは沖の岸壁に近づき始めますので、まずは沖堤防でのタコ釣りを楽しみましょう。
特にタコが釣れやすい時間帯というのはなく、いつでも釣れますので、家族連れ立ってタコ釣りに行くのもいいものです。
夜は比較的活発に行動することが多いので、一人で行く時は夜がおすすめかもしれません。
ただ、タコというのは大雨の後などは活性が下がるので、大雨のすぐ後は避けた方がいいでしょう。
堤防の中でも、特に継ぎ目のあるところはタコが釣れやすく、狙い目です。
6月からシーズンに入るタコ釣りは、10月ぐらいまで続きます。
タコ釣りで準備する道具
タコ釣りでは、「タコジグ」と呼ばれる釣具を使います。
タコジグには、大きく分けると「タコ型」と「舟型」の2種類があります。
ロッドはタコ専用ロッドがおすすめで、長さは2~3メートルが適当です。
タコ釣りでは巻き上げ力が重要なので、リールはベイトリールかスピニングリールを使うといいでしょう。
タコジグには単体タイプと連結タイプがあり、色は赤かピンク、あるいはオレンジなどの派手なものがいいようです。
単体の方が完璧にひっかかりにくく、使いやすいので、最初のうちは単体タイプを選ぶといいでしょう。
釣り方自体は非常にシンプルで、タコジグを堤防の継ぎ目に落とし込むだけです。
と言っても、フリーフォールではなくて、タコジグを揺らしながらゆっくりと落とし込むのがコツです。
タコジグを落としていって、糸が止まったらあたりです。
何回かタコジグを落とし込んでも反応がない時は、場所を変えて試してみましょう。
おすすめのタコジグ
タコジグの値段は、2個入りセットで400円前後が最も一般的です。
タコは非常に頭が良いので、タコの興味を引くようなタコ釣りルアーをいろいろと試してみるのも楽しいものです。
タコ釣りルアーの中でも特に人気が高いHARIMITSU(ハリミツ)の「エギ 蛸墨族 オンブ 3.5号 VE-2 IT イタリアン」は、餌を付けやすく、しかもかかった時は逃がさないフックが搭載されており「タコがよく釣れる」と評判です。
価格は1000円ちょっとで、品名の通りのイタリアンカラーがお洒落です。
ルアーのエラの部分にバタバタと動く羽のようなものがついているYO-ZURI(ヨーヅリ)の「エギ パタパタQ ラトル」も、好んでタコ釣りに使われています。