入門者向けサーフフィッシングで準備するもの
初心者のサーフフィッシングには、20g~40gの弱の鉛製ルアーを用いたライトショアジギングがおすすめです。
鉛のジグはそのほかのルアーよりも飛行距離が出る傾向があり、広い範囲を探れるので、その分ヒット率があります。
ルアーを選ぶ際は、重さと素材が合っていれば「これはうまくいきそうだ」と直感的に思ったものを思い切ってチョイスしてみましょう。
また、いくつか揃えておいて、定期的に交換するのも良いでしょう。
道具一式は釣り屋さんに売っている一般的なものでOKで、ラインはPE1号、10ft前後ぐらいになるのではないでしょうか。
夏から初秋にかけて釣りに出るのであれば、熱がこもりすぎない格好を心がけましょう。
サングラス、帽子、長袖など日焼けや紫外線対策は大切ですし、初秋も意外と暑いので水分補給も忘れないよう注意が必要です。
狙うエリアと釣り方
メタルジグを飛ばして糸のカーブをとって、ジグを任意の深さまで沈め、そのあとはジグを動かしてかかるのを待ちます。
深さについては一度、底まで沈めてみましょう。
その際に時間を数えておけば、時間単位で深さを調整できます。
ジグの動かし方については数回竿をゆすって止めるという方法など複数ありますが、シンプルで初心者でも取り組みやすい操作です。
基本の立ち位置は波打ち際ですが、釣りに集中して海に入ってしまわないように気を付けましょう。
波が割れる場所があれば、魚が回遊するポイントとなっていますのでそこを狙ってみるのも良いでしょう。
ワカシが釣れるのは、初夏から晩秋にかけてです。
鳥山が立っていたり、水面に小魚を追い詰められている場所などが狙い目で、サーフには生きのいいワカシが餌を求めて泳ぎ回っています。
場所が良ければすぐにヒットする上、日本全国で釣れる可能性があるので、ぜひ挑戦してみて下さい。
場所については、SNSや釣り小屋などで広く情報をサーチしておくのも良いでしょう。
サーフフィッシングの魅力
回遊場所が当たれば、いろいろな魚が釣れる可能性があるのがサーフフィッシングの魅力です。
どれもおいしい魚ばかりというのもポイントが高く、「うまい魚を釣りたい」という気持ちもモチベーションにつながるのではないでしょうか。
大型魚に小魚が追われてくれば、大量ヒットの可能性もあります。
浜辺が近いのであれば、一度やってみると釣りの魅力に目覚めるかもしれません。
初心者にとっては、キャストの感覚も魅力となるでしょう。
釣りをより現実的に感じさせてくれますし、地平線が見える海岸沿いでのびのびと様々な魚が狙えます。
初心者からベテランまで、幅広い層で今アツい釣り方法のひとつです。
初心者であれば、軽めのジグを用いたジギングを試してみるのが良いでしょう。